コンパなどで自分よりも美しい、またはかっこいい人を連れて行かない方がいいという心理ですね。アメリカでの噂ですが、アメリカのシリコンバレーは女性がほとんどいないので、独身男性が多いの問題。そこで、学生などでシリコンバレーの周辺に住んでいる若い他国の女性が永住権の申請を出すと当たりやすいなんて噂もありますね。永住権の抽選って抽選なのに写真と学歴を提出しますからね。後から提出しても良さそうですが。

「人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く」

「たとえば男性は太りすぎていない女性を好む。そうだとするとある夜のスピードデートに太りすぎの女性がいつもの数の二倍参加したら、その夜はデートを申し込む男性が少なくなるはずだ。ところがそうはいかない。男性陣がデートを申し込む割合はまったく変わらないのである。そのため、太りすぎの女性が二倍居ると、デートに誘われる太りすぎの女性も二倍になる。」

相手を選べるときは好みがよりうるさくなり、相手を選べないときはそれほどうるさくなくなるということ。デートの成立は市場の状況への反応で9割以上が決まっていると結論されている。とりあえずモテたいならばレベルが高くないパーティに参加すべきということか。

出会いと並んで身近なところでは喫煙者の行動なんていう話題もある。煙草の価格を大きく引き上げるとヘビーユーザーから完全にやめていく傾向があるらしい。逆に思えるわけだが、これにはこんな理由がある。

「中毒性の物質は、価格の変化に対する感応度が中毒性のない物質に比べて高くなることがあり、中毒者は、接種頻度の低い使用者、いわゆるライトユーザーよりも価格に注意を払うと考えられる。つまり、ライトユーザーは値上がりすると摂取を減らす傾向があるが、ヘビーユーザーは摂取を完全にやめる道を選ぶかもかもしれないということだ。」


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