最近の日本も貧乏老人になってしまうケースが多いようです。若いうちから準備しておきたいところですね。

「老後貧乏は避けられる」
老後、夫婦で老後生活を送る上で必要と考えられる最低日常生活日は平均22万円平均となっています。

いくらあれば安心なのかがわからないことであって、これはまさに「わからないことが不安」の理由である。

老後を支える仕組みは三本柱から成り立っていると考えています。「公的年金」、「退職金、企業年金」、「自分の蓄え」です。

出て行くお金は、日常生活日、自己実現日、一時出費

退職時には住民税をどれくらい払わなければならないのかを考え、準備しておく必要があります。

ざっくり考えてみた「入」と「出」、及び今の自分が持っているお金を見れば、どれくらい不足するのかがわかるはずです。

定年までに「借金」は返済すること。

自動車保険、火災保険は入っておいた方がいいでしょう。生命保険は自分の年齢が若く、子供が小さい場合には必要だと思います。あとはほとんど不要です。医療保険もいらない、ましてや個人年金保険や学費保険などは入るべきではない保険だと言えます。

窓口は販売のプロ。資産運用のプロではない。「退職金投資デビュー」をまとまったお金でやらないようにすることです。次にこれも大切なことですが、老後の資産運用を金融機関には頼らないようにすることが大切です。


現役のうちに投資に慣れておく。不動産を資産と考えない。少ない家族での生活には広い家は不要です。できるだけ金融資産を持っていた方が良いということです。いつでも現金化できる、何にでも使える金融資産を持っていることの安心感は計り知れません。

老後を貧乏を避ける方法として、お金の不安の解消はそれほど難しくはありません。本書で述べてきたように、生活のバランス、すなわち「お金の収入と出費」をきちんと把握しておけば、贅沢な生活は無理でも、経済的に破綻するなどはほとんどないと言ってもいいでしょう。恐ろしいのは精神的な貧乏です。これまで会社や家族に生活や人生のあらゆる面を頼り切ってしまい、自分の足で立っていなかった人がいきなりそれらから見放され、相手にされなくなった時、精神的な老後貧乏に見舞われることにあります。つまりそれは「孤独になること」です。


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