人間の本来持っている能力は、どんどん退化しているのかもしれませんね。

「耳囊」
人間は本来持っていた勘は、文明の進化で退化していった。火を使って他の動物を近づけない、狩りという技法覚え、生きる上で必要な勘は必要なくなり死滅していった。しかし、今でも動物だけは勘を持っている。

四谷でお堀にイタチが大量に移動していった見て何か変だと思ったら、その後、大空襲がうけた。ネズミが真っ黒い海のように大量に移動していった3日後に津波がおきて村が津波で消えた。ある村でお世話になった時に家族の全員の顔色がわるく、脈をとったら死脈であることがわかり、急いで山へ逃げたらその後津波が来た。

勘は磨けば発達するといわれている。鍛えるには武術が良いとされている。

耳嚢〈上〉 (岩波文庫)