日本でも3年ほど働いたことがありますが、技術採用だったのにほとんど社内調整で1日終わるんですよね。1,2時間技術の仕事で、残りの残業を入れた10時間ぐらいは、なんか意味あるのかなーみたいな仕事してた気が。。。アメリカでは、8時間のうち5時間ぐらい仕事して、後の3時間はリラックスって感じです。無駄なミーティングもないし、ミーティング中にお昼ご飯食べてもいいし、ラップトップ持ち込んで自分の仕事してても怒られないし。日本は礼儀を大事に、アメリカは効率ですかね。

「“残業禁止”は生産性を高めるか~従業員視点の働き方改革~」デロイトトーマツコンサルティングパートナー 松江英夫さん

残業禁止が、日本の生産性を高めることができる。日本はGDPでは上位であるが、就労時間を労働時間で割ってみた生産性は非常に低い。日本の経済成長のためには、生産性を上げなければならない。

仕事の終わりの時間を決めて残業をなくすと、そこから逆算して、必要のことだけをするようになる。伊藤忠商事では朝型にして、夜に成ると電気を消し、会社に入れなくする。残業時間をなくすという風に考えるのではなく、限られた時間でできることをさせるためにどうするかを考えさせるきっかけを与えることができる。一人一人の働き方の考え方を変えていく。日本の仕事の多くは、事務的なことに時間を割いている、社内調整や営業の移動に時間をかけている。在宅時間を与えたり、仕事の効率化を考えさせる。

自分の労働価値がどのように生み出されているかを考えさせる。従業員が納得して、仕事をさせ、従業員視点で働かせる。残業を削って生産性品をあげることができた場合は、インセンティブを上げる。従業員で明らかにメリットが認識できるようにする。

上司が自らの仕事の仕方を変える。捨てる判断をすることが大事。