自分一人では幸せを感じることができないということですね。

「親子で語る人生論―生きる意味の伝え方 」
 
お父さんは、「人間の数だけ心理がある」と考えてる。だから、自分の考えを他の人に強制するつもりはなし、人類全体をひとつの価値観で統一する必要もないと思っているよ。それぞれの人が、自分なりの真理を信じながらも、そのために生じるいろんな問題を上手に解決することで、人類全体が大きく争う事なく調和して、成長してけばいいんだ。お父さんは、いろいろな人の人生観をどれも否定しないし、逆に、だれからどう思われても、ぜんぜんかまわないよ。お父さんは、自分が信じるように生きて行くだけのことさ。「自分なりの神様を持つ」っていうこと。人類みんなを同じ価値観で統一しようなんて考えるから、宗教宗派の対立が起きたり、戦争になったりするんだ。だれもが自分なりの人生観を持ちながらも、他人に強制しないで上手に共存して行くような社会を、目指すべきなんだ。まずは、家族が理解し合って、それを学校や職場に広げて行けば、地球も平和になるんだ。目の前の家族とケンカしていながら、「地球に平和を」なんて言う人もいるけど、それは本末転倒だって思うね。自分ひとりで感じる幸せは、本当の幸せじゃないんだ。

親子で語る人生論―生きる意味の伝え方