この本を読むと、やっぱり日本人が昔から食べていた、米、味噌汁、魚が一番いいのかなと思います。これまでの食事が、現代の健康法や健康器具、ファーストフードによって変化しているのは事実ですね。最近、5歳の娘に「刺身は魚じゃないでしょ。お魚よりも刺身が好きー」って言われてびっくりしてしまいました。そういえば、魚を切って刺身にするところを見せたことはなかったです。自分では当たり前だと思っていることですが、実は最近の子供は知らないことたくさんあるかもしれないんだなーと思いました。釣りなどに連れて行って、刺身にして食べたりする体験などさせてあげたいです。仕事は都市がいいですが、子育ては自然がある田舎が良さそうですね。

「お金が貯まるダイエット」

痩せられない人は、なぜかお金もたまらない。無駄なものを食べる人は、無駄なものを買う人です。だから、痩せられないし、お金もたまらないのです。

「美と健康には、お金を惜しまない」その考えが、痩せない原因。努力と労力を惜しみ、代わりにお金を使ってしまうと、見かけの一時的な美と健康しか手に入りません。

健康情報に惑わされず、ごく普通の食事をしよう。繰り返しますが、ダイエットをするために、特別な買い物をする必要はありません。大切なのは、できるだけ新鮮な自然の食べ物を食べるということ。

ジュースやスムージーは意外と不経済。こうした家電に頼りすぎると噛む回数が減ってしまいます。果実も、野菜も、自分の歯でよく噛んで食べるからこそ、唾液の消化酵素や体内酵素がフル活動し、消化や代車をよくしてくれます。そこを器具に頼るのは、「損な食べ方」と言えるかもしれません。

切り身ばかりを買う人は痩せられない「魚は切り身の姿で海を泳いでいる」と思っている子どもが増えてきています。「魚は高い」と思われがちですが、一匹丸ごと買って無駄なく活躍すれば、実はとても経済的な食材です。魚のハラワタを好んで食べる民族は、世界的にも少ないのです。これも、日本人の健康長寿である要因として、注目されているくらいです。
丸ごと焼いたり煮たりできる魚は一匹丸ごと買いましょう。

太りやすい現代人の救世主、お米を主食に。お米のご飯と違って、パンや麺類は、どうしても噛む回数が減ってしまいます。米食の良いところは、あならずおかずを一緒に食べるので、栄養をしっかりプラスできて、噛む回数もさらに増えること。噛む回数を増やすためにも、お米をしっかり食べましょう。

ミネラルがたっぷり取れる味噌汁で強い分補給を。昆布や鰹節、いりこといった海の恵みの”ダシ”をたっぷり含む味噌汁は、身体にとって吸収しやすい水分です。「ご飯と味噌汁は」日本人の健康維持やダイエットにとって、最強の食べ合わせです。食事の時はできるだけ味噌汁をつけるようにしましょう。

行動経済学の世界では、ものよりも経験にお金を使ったほうが、幸福度が2−3倍高くなり、年収が多い人ほど幸福度が高まるということがよく知られています。お金が貯まるダイエットをして、無駄のないお金の使い方が身についてくると、色あわせてしまうものにお金を使うことがなくなります。